インフルエンザと言えど薬を飲まずに直せるなら、自力で治したいものですよね。しかし、相手はあのインフルエンザ。やっぱり薬を飲まないとだめなのではないか、と不安になると思います。そこで今回は、薬がなくてもインフルエンザは治せるのかを調べてみました。
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インフルエンザは薬がなくても治るの?
インフルエンザは薬がなくても治ります。というより、むしろ治すには自然に治るのを待つしかないんです。今ではインフルエンザの特効薬と言われる、タミフルやリレンザという薬がありますよね。
しかし、これらの薬が使用され始めたのは2000年以降です。それ以前はインフルエンザは体の免疫によって自然に治すものだったんです。
では、薬にはどういった効果があるのかというと、インフルエンザウイルスの増殖を食い止め、症状が悪化したり、長期化することを防ぎます。
つまり、インフルエンザの薬はインフルエンザウイルスをやっつける訳ではなく、増殖するのを防ぎ症状を和らげるためのものなんですね。そのため、薬がなくてもインフルエンザを治すことは出来るということです。
しかし!インフルエンザというのは、普通の風邪よりも強力で、症状が悪化する可能性も高いです。特に体の弱い人、例えば、子供や高齢者などは症状が重くなりやすい上、合併症を起こす危険もあるので注意が必要です。自分の子供やおじいちゃん、おばあちゃんなどがインフルエンザにかかり、症状がひどい場合は病院に連れて行く方がいいですね。
インフルエンザは、場合によっては、死につながってしまう危険性もあります。なので、自力で治すよりも薬を飲んだ方が症状が軽減されはやく治るなどのメリットがあります。
インフルエンザが自然治癒する期間は?
インフルエンザで薬を使わない場合は自然に治癒するまで5~10日程度かかります。薬を使うとより早く症状を改善することができます。また、薬を飲む場合は48時間以内に飲む必要があります。その理由は薬は体内のウイルスの増殖を抑える効果があるので、時間がたつほど効果が薄れていくためです。そのため、ウイルスが増える前にできるだけ早く薬を飲む必要があるんですね。
熱が下がるにはどれくらいかかる
インフルエンザが発症してから熱が下がるまでは2~3日程度とされていますが、個人差があるため1日で下がる人もいれば3日以上熱が下がらない場合もあります。熱が出るのは体が抵抗力や免疫力を上げて、ウイルスと戦っているためです。運動不足などで体力が落ちている人などはウイルスを倒すのに時間がかかるため、熱が長引きやすくなります。
熱が下がっても注意!
インフルエンザは熱が下がったあとでも再度、発熱が起こる場合があります。再発熱する理由は、熱が下がったとしても体の中にはウイルスが残っているためです。高熱が下がったとしても体内のウイルスがまた活動を始めてしまうことで熱が再発してしまうんですね。一般的には発症から3日目で熱が下がり、5日目に再発熱するといったようなケースが多いようです。このように、熱が下がったとしてもぶり返しが起こる可能性もあるります。症状がやわらいだ場合も安心せず注意しておきましょう。
薬を飲まずに治すには?
インフルエンザで薬を飲まず治す方法は安静にしてしっかりと栄養をとることです。あたりまえのことかもしれませんが、これがインフルエンザをはやく治す一番の方法なんですね。
・安静にする
・栄養をとる
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