よく、テスト前などに寝ないで勉強することがあると思います。寝る時間を使って勉強した方がたくさん覚えれる気がしますよね。しかし、実は寝ないで勉強するのはとても効率の悪い勉強の仕方なんです。今回は寝ないで勉強するのが逆効果な理由と、脳が記憶する仕組みに沿った効率的な勉強法についてお伝えします。
[ad#co-1]実は寝ないで勉強は効率最悪!?記憶力を鬼高める勉強法とはっ!?
実は、僕も学生の頃は寝ないで勉強することがよくありました。その理由は夜の方が集中できるし、寝るのがもったいないと思っていたからです。
しかし、寝ないで勉強するのはやってはいけない勉強法だったんです。その理由は睡眠は勉強したことを記憶する時に非常に重要な役割をもっているためです。
睡眠と記憶の関係
記憶と睡眠はとても大きな関わりがあります。人の脳は寝ている時に、その日覚えたことの整理や記憶の定着を行なっていることがわかっています。
そのため、睡眠が少なかったり徹夜で勉強してしまうと、覚えたことを脳に記憶させることができなくなってしまいます。
そもそも、脳というのは忘れるようにできています。なぜなら日常的に入ってくる膨大な情報を全て記憶すると、脳に負荷がかかりすぎるからです。しかし、睡眠をとることによってその日に覚えたことが記憶されやすくなります。
このことから、勉強したことを覚えておくためには、睡眠はとても重要であり、睡眠を削ってまで勉強するべきではないと言えます。
このような、睡眠と記憶の関係から寝ないで勉強するのは逆効果であり、勉強したあとはしっかりと睡眠をとることが大切です。
明日テストの時はどうすればいい?
寝ないで勉強するのは良くないということは、理解できたと思います。しかし、明日にテストが迫っているときはどうすればいいのでしょうか?その場合は、勉強したあとしっかりと寝るようにしましょう。前日は寝る1時間前くらいまでは勉強して、7〜8時間程度の睡眠をしっかりとる方がいいです。
睡眠不足で意識がもうろうとしているなかでテストをといても、なかなか答えるのは難しいです。であれば、しっかりと睡眠をとって万全の状態でテストがに臨む方がより良い方法です。
そして、朝おきたら、前日に覚えたことをもう一度確認しておきましょう。記憶においては反復することも重要です。前日に勉強したことを反復することで、記憶に残りやすくなります。
根本的にテスト前日に勉強すること自体が、やるべきではないことなので、応急処置的な方法となってしまいます。
当然のことですが、前日に急に勉強するのではなく、1ヶ月前などから勉強する方がいい点はとれます。なので、テスト直前にいきなり勉強するのではなく、余裕をもって勉強するようにしましょう。
脳の仕組み的にも1日で覚えるのはとても難しくなります。なので、1夜漬けの詰め込み勉強法は緊急時以外はできるだけやらないほうがいいですね。
睡眠以外にも効率的に記憶力を上げる方法がある!?
実は、脳には記憶力を上げる法則があります。
記憶力がいい人は、一部の天才を除けば、もともと記憶力がいいわけではありません。ただ単に記憶に残りやすい勉強の仕方をしていることが大きな要因です。
脳の仕組みに沿った効率的な勉強法とは!?
それでは、記憶に残りやすい勉強の方法とは一体なんなのでしょうか。その方法は、大きく分けると3つの部分からなります。
- 理解
- 反復
- 実践
それぞれを見ていきましょう。
記憶法その1=理解
なんの意味のないものを記憶するのは非常に難しいです。そのため、記憶しようとする対象を頭で理解することで記憶にも残りやすくなります。
理解することを応用した例として意味のないものに対してあえて意味づけをして頭で理解できるようにしたものがありますね。それがごろ合わせです。
例えば高校のルートなどがそれにあたります。
高校の数学の授業で、ルートの値を覚える時は語呂合わせで習いましたよね。
ルート2だと
ひとよひとよにひとみごろ
1.41421356
ひとなみにおごれや
1.7320508
などですね。
その他にも
元素記号の覚えかたでは
すいへーりーべぼくのふねななまがり
しっぷすくらーくか
とかもありますね。
国語の文法で確か助詞の覚えかたも
ありましたね。
きけりつぬたり、、、
う~ん、これはもう忘れました
非常に懐かしいですね~。
これらは、もともと意味のない(ルートに関しては数学的には意味があるのかもしれませんが)数字などの羅列を意味のある文章に置き換えることによって記憶に残りやすくしています。
これを普通に1.4142…と覚えようとするとかなり大変ですよね。このように、あえて意味づけをして文章として理解できるようにすることで、記憶に残りやすくなる効果があります。
そのため、何かを憶えるときにはその意味を理解することがとても大切になります。
用語に関しても、大化の改新という用語だけを憶えるのではなく、大化の改新はどういったものなのかを一緒に知ることで記憶にも残りやすくなります。
記憶法その2=反復、繰り返し
これは、よく知られている方法かと思います。脳は何度も見たものを重要なものだと判断するので、繰り返しみたものは記憶に残りやすくなります。
典型的なのが自分の名前ですね。自分の名前を忘れないのはたくさん反復を繰り返しているからです。自己紹介、提出物、テストなど必ずと言っていいほど自分の名前を書きますよね。この反復によって自分の名前というのは脳に深く刻まれているんですね。
自分が好きなものは記憶に残りやすい!?
また、自分がすきなもののことになると急に記憶力がよくなることってありますよね。 例えばAKB48がすきなひとであればメンバーの名前や生年月日などを全ていえるとか。他にも好きな人の名前や誕生日、好きな食べ物などを憶えているなどもこれに当たりますね。
好きなものは記憶に残りやすい理由は、好きなものは無意識のうちに何度も見たり、聞いたりして反復を繰り返しているためです。また、頭の中で思い出すこともあるかと思います。こういった無意識下での反復をたくさん繰り返していることで、自然と記憶に残るようになっているんですね。
記憶法その3=実践,アウトプット
これは覚えたことを実際に使うことです。
例えば人に話してみたり、ノートに書いてみたりなど実際に使うことで、より記憶に残りやすくなります。
このように、記憶に残りやすくするにはこれら3つの脳が記憶する仕組みにそった勉強をすることが大切です。
実際にこれら3つを使ってミトコンドリアの覚え方について記事を書きました。
続きはこちらです⬇︎
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