メルマガでは僕が
Twitterで50万以上収益化できた
裏側を暴露してます

メルマガに無料で登録する

すぐに分かる!素養の意味と例文、類語の教養と格付との違いとは?

テレビを見ていて、本を読んでいて、ちょっとした単語に「ん?」と引っかかってしまうことってありませんか?今回の記事で取り上げるのはそんな言葉のひとつ、「素養」です!

この言葉、日常会話で使うことってあんまりないと思うんですけど、テレビや本などのメディアではちょくちょく使われていますよね。何となくの意味は分かるけど、何でここでは敢えて「素養」を使ったんだろう?それが分かるとちょっと楽しくなりますよね。

この記事ではそんな「素養」の意味・例文と類語について調べてみました。さらっと読んで知識を増やしてしまいましょう(^^

すぐに分かる!素養の意味と例文、類語の教養と格付との違いとは?

 

「素養」の意味

 さて、さっそく問題の「素養」を国語辞典で引いてみましょう。まずは私愛用の新明解国語辞典です!

それを持っていることが望まれる、一定水準以上の教養。

出典:新明解国語辞典 第七版(発行所 株式会社三省堂)「素養」

あれ?何となく思っていた意味と違った。。。(汗)一定水準以上の教養

悔しいのでもう1冊引いてみます!新明解はちょっと変わった語釈が多いので。

平素の学習や練習によって身につけた教養や技能。たしなみ。

出典:明鏡国語辞典 第二版(発行所 大修館書店)「素養」

これ、これです。こっちの方がしっくりきました。全然違う言葉で説明してありますが、みなさんはどっちの方がしっくりきますか?

 つまり「素養」とは、普段から身につけた教養のことで、持っている方がいいものってことですね。自らの努力によって後天的に身につけた、という点で「資質」や「素質」とは意味が異なります。

「素養」の例文

 次に、「素養」がどのように文の中で使われているか見てみましょう。

「外国語が得意な彼女にはラテン語の素養もある。」

「彼にはクラシック音楽の素養がある。」

「清少納言には中国古典の素養があった。」

さっき意味を確認したので、何で「素養」が使われているのか、なるほどって思いますね。生まれつきじゃなくて、自分で身につけた教養、です。

 

 ところで、和英辞典では、上から二つ目の例文がとっても分かりやすく英訳してありました!参考のために紹介しますね。

  He is well educated in classical music.

  出典:ジーニアス和英辞典第三版(出版所 大修館書店)「素養」

直訳すると、「彼はクラシック音楽においてよく教育されている」です。モーツァルトみたいに音楽の素質を持って生まれた天童ではない、っていうニュアンスでしょうか。

似ている意味の「教養」って?

 

 さて、次に類語の「教養」についてちょっと紹介します。

  文化に関する、広い知識を身につけることによって養われる心の豊かさ・たしなみ。

  出典:新明解国語辞典 第七版(出版所 株式会社三省堂)「素養」①

 なるほど。ほぼ同義語かと思っていましたが、意外と違いました。「教養」の方は、「素養」と違って、知識から養われる「心の豊かさ」に焦点が当てられた言葉のようです。

 一般教養クイズ!だったり就活で教養テスト!だったりとありますが、そこではそういった知識を頭に入れるだけでなく、それによって養われる心の豊かさが本来の目的っていうことなんでしょうか~。ふ、深い

「格付」との違いって?

 

 最後に、「格付」との違いを紹介して終わりにします。「格付」というと、テレビでの芸能人の格付が思い浮かびますが

  資格・価値・品質に応じて分類し、その段階を決めること。

   出典:新明解国語辞典 第七版(出版所 株式会社三省堂)「格付」

 

動詞「格付する」として載っていました。「素養」と比較するために名詞として考えると、「資格・価値・品質に応じて分類された段階のこと」といったところだと思います。「素養」とは違い、そのものの価値などによって明確にレベルが分けられているということですね。

まとめ

 

 長々と調べてきましたが、以上、「素養」の意味・例文と類義語について紹介しました。「素養」とは、平素の学習や練習によって身につけた教養や技能のことで、「資質」や「素質」とは意味が異なります。

 類義語の「教養」は、知識から養われる「心の豊かさ」に焦点が当てられた言葉で、知識や技能そのものを表す「素養」とは少しだけニュアンスを持っているということが分かりました。また「格付」という言葉は、そのものの質によって明確にレベル分けをするもので、「素養」や「教養」とは意味が異なります。

 細かいニュアンスも調べてみると面白いですね!これからは小説を読んでいて、「彼女にはフランス語の素養があって~」という文に出会ったら、「彼女は勉強してフランス語を身につけたんだな~」という気持ちで読んでみましょう。作者がその単語を選んだ意図が分かるとますます楽しめますね。

 

タイトルとURLをコピーしました