「俊敏(しゅんびん)」っていう言葉を耳にしたことはありますよね?
身近な言葉だけに使ったことがある方も多いのではないでしょうか?
でも、「私は正しく使えてます!」って言い切る自信はありますか?私は「自信がありません!!」っ言い切ります(笑)
そこで今回は、今更聞けない「俊敏」の意味を例文を交えて覚えてしまいましょう!反対語・対義語・類語についても調べてみました。
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俊敏の正しい意味とは?例文・反対語・対義語・類語を徹底調査!!
意味は?
「俊敏」と言う漢字はどちらも「はやいこと」を意味すると思っていませんか?結論から言うとそれは間違いです。
「敏」は「素早いこと。頭の回転が早いこと。」などの意味がありますので、簡単に言うと「はやいこと」を意味します。
「俊」は「才能が優れていること。才知が優れている者。」という意味があり、「優れいていること」を意味します。なぜ「俊」が「はやいこと」と勘違いしやすいかと言うと「俊足」という言葉が広く浸透していることが原因かもしれません。勿論意味は「足がはやいこと」なんですが、そこに「才能」が省略されていることに注意しましょう!「早く走れるぐらい優れた(才能がある)足をもっている人。」ということですね。
···はい、肝心な「俊敏」の意味ですね(笑)
「才知に優れており、判断や行動が素早いこと。」です。単純に「はやいこと」とは覚えないで下さいね。
例文を見てみましょう!
意味が分かったので、例文を見て使い方を覚えましょう!
- 彼の俊敏な判断により、我が社は損害を免れることができた
- あの時、彼の俊敏な動きがなければ更に失点が増えていただろう
- 娘はママに怒られるのが怖くて、俊敏な動きでおもちゃを片付けた
などです。日常会話でも使えそうな言葉なんですね。
反対語・対義語・類語は
反対語・対義語は
魯鈍(ろどん):愚かで鈍いこと。
遅鈍(ちどん):動作が遅く、頭の働きも鈍いこと。
良い意味で使える言葉ではないので、できれば使いたくない言葉ですね~。
類語は
「鋭敏(えいびん)」「機敏(きびん)」「敏捷(びんしょう)」「迅速(じんそく)」などが挙げられます。
まとめ
俊敏には「才能がある。賢い。」という意味が込められていることを忘れないで下さい。
また、対義語の「魯鈍」や「遅鈍」は人を見下した意味となってしまいますので、使わない方が得策てすね。
私は部長が飲みに誘って来る空気を察知して、咄嗟に姿を暗ましたことがあるのですが、その後、同僚に「お前、俊敏な動きで逃げたな~。」と言われました。これって今考えてみると褒められてたんですよね?(笑)
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