最早これまで・・・もうおしまいだ!!(泣)
いやさー、実は気になる女の子がいたんだけど、
この間、その子に彼氏がいたことが発覚してさ・・・つまり、失恋だよ。
何も手に付かないわー・・・俺はもうおしまいさ・・・
うわーん(泣)
えっ?
ところで「最早」ってなんて読むのかって?
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「最早」の読み方・意味を、例文を交えてご紹介!類義語・対義語まで解説!!
意味がよく分からない?
では、私の失恋話はとりあえず置いといて、
「最早」の意味や例文、さらに類義語・対義語を解説していきましょう!!
トホホ・・・
「最早」の読み方・意味は?
「最早」は「もはや」と読みます。
辞書によると、
「ある事態が変えられないところまで進んでいるさま」
「ある事態が実現しようとしているさま」
と記されています。
つまり、言い方を変えれば、
「時すでに遅し」のような意味合いと、
「まもなく実現する」という風な意味の2つに分かれます。
体感ではありますが、
「ある事態が変えられないところまで進んでいるさま」の方の、
「時すでに遅し」のような、「もう、これで終りだよ・・・」という絶望感があるときに使われる事が多いように感じます。
しかし、もう一方では「ある事態が実現しようとしているさま」というポジティブな意味でも使われています。
このように、辞書にはこの2つの意味が記述されていますので、
それぞれの場面で使い訳がされるということになりますね。
それでは、次の項目で「最早」の使い方を詳しく解説していきます!
「最早」の使い方・例文をご紹介!
ではここで、いくつかの例文をあげながら、「最早」の使い方をみていきましょう。
まずは、「ある事態が変えられないところまで進んでいるさま」の意味での例文を作ってみました。
「明日テストだというのに、まだ勉強に何も手をつけていない。最早これまでか・・・」
「スーパーのタイムセール品を狙っていたが、既に完売していた。最早手遅れだったらしい。」
上記の例では、「これまでか」や「手遅れ」という、実に絶望感に溢れたセリフでしたね。
このような、ネガティブな場面で使うことができます。
それでは逆に、「ある事態が実現しようとしているさま」の意味での例文をご紹介します。
次の例文は、「あるサッカー選手が、次の試合への意気込みを語っている」という設定で作ってみました。
「俺のドリブルとシュートの技術にかかれば、今度の相手チームなんて敵の内に入らないね。俺達が優勝するのも最早時間の問題さ。」
このように、「自分達が優勝するであろう」という「事態の実現」を言い表すこともできます。
なかなかポジティブな感覚ですね。
しかしながら、この選手。
まさに最強、相手がひれ伏すのも時間の問題!!という、
非常に威勢のいい、自信たっぷりな人間性を持つ人のセリブですね(笑)
まあ、負けフラグの典型ですが(笑)
そう、「最早」は場面によって、ネガティブとポジティブ2つの異なる意味合いで使うことができるのです。
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類義語・対義語はあるの?
では、ここでは「最早」の類義語・対義語をご紹介します。
こちらでも簡単な例文を載せましたので、参考にしてみてくださいね。
類義語:「今や」「既に」「もう」等
例文
「今やもう手遅れだ・・」
「この試合の勝敗は、今や時間の問題だ。」
「既に私の恋は終わっていたのよ・・・」
対義語:「未だ」「まだ」
例文
「明日はテストだけど、朝までまだ時間はあるさ!」
「未だ俺は限界を知らない!」
すごくシンプルな類義語・対義語の例文でしたが、
こうしてみれば、対義語にすると超ポジティブになることを発見できました(笑)
やはりポジティブに物事を捉えると、普段の生活でも明るくなれるかもしれませんね!!
ちょっと極端すぎる例でしたが(笑)
まとめ
・「最早」の読み方は「もはや」
・「ある事態が変えられないところまで進んでいるさま」「ある事態が実現しようとしているさま」という2つの意味がある。
・どちらかと言えばネガティブ要素が強いが、時にはポジティブな場面でも使える。
・類義語は「今や」「既に」「もう」等。
・対義語は「未だ」「まだ」。
皆さんも「最早これまでか・・・」とか「最早手遅れだー!」と悲観してばかりではなく、
時には前向きな気持ちで生活していきましょう!
・・・あれ、余計なお世話?(笑)
そんな訳で、「最早」について解説していきました。
何気に楽しかった今回の例文作りも、最早おわり・・・
なんて、無理矢理まとめてみましたが、
次回の解説もお楽しみにー!(笑)
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