最近、ロジカルシンキング(論理的思考)って言葉をよく耳にしませんか?ビジネスで必要とされる!と言われていますよね。私も就活中にはロジカルシンキングが大切!面接では論理的に話すこと!と何回言われたことか…(泣)
論理的に、と言われたところで、結局のところ論理的って何なんだ!ってなりませんか?
今回はこの論理的という言葉の意味、類語・対義語、さらに理論的との違いまで調べていきます!ロジカルシンキングを身につけようと奮闘する前に、まずはこの記事を読んで「論理的」の意味を理解しちゃいましょう (*^ー^)
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論理的の意味とは?類語・対義語の紹介!理論的との違いって?
「論理的」の意味とは?
さて、それではさっそく「論理的」の意味を新明解国語辞典!で引いてみましょう~。
前提とそれから導き出される結論との間に筋道が認められて、納得が行く様子だ。
出典:新明解国語辞典 第七版(発行所 株式会社三省堂)「論理的」
ふむふむ。何となく小難しい感じがしますが、要は「前提~結論の流れに納得できる」っていうこと。この「筋道」っていうのもポイントですね~。大学でレポートを書く時も、就活のときも、「論理的に」「筋道を立てて」考えるように、よく言われてました。。。!
類語・対義語
言葉の意味が分かったところで、次に類語と対義語を調べていきます!角川類語新辞典(2012)には「論理的」の項目はないんですけど、「論理」があったので、そこから紹介しますね。たくさんの言葉が類語として並んでいるんですが、「ことわり(理)」「つじつま(辻褄)」、「道理」、「理屈」などの単語を見ると「論理的」の意味自体にもイメージが湧きやすくなりましたね。類語辞典ってこういう使い方があるのか…と勉強になります。(笑)
類語が分かったところで、次は対義語です。手持ちの国語辞典全部とネットを調べてみたんですが、どうやらはっきりとした対義語らしいものはないようです・・・。
賛否両論あるものの、対義語らしいものとして見つかったものを挙げていくと、「非論理的」、「直感的」、「不合理な」といった単語たちです。国語辞典には載っていないものの、英和辞典には、
論理的な、筋が通った(↔illogical)
出典:ジーニアス英和辞典 第四版(発行所 大修館書店)logical①
と載っているので、「非論理的」が辞書的に一番正しい対義語なんでしょうね。
とはいえ、「直感的」の反対の意味!と考えると「論理的」の意味も分かりやすくなると思うので、意味を掴むためにはどれが正しい対義語か、に拘る必要はないかも・・・?
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「理論的」との違いって?
それでは最後に、「理論的」との違いについて考えてから終わりです!「論理的」と「理論的」って、最初の二つの感じが入れ替わっただけじゃん・・・って感じですが、そういうのに限って意味が全然違ったりするんですよね~(汗)間違って使ってしまう前に、違いを勉強しときましょう。
個々の事実・現象などを統一的に説明するために、筋道を立てて組み立てられた知識の体系。筋道の通った原則的な考え。
出典:明鏡国語辞典 第二版(発行所 大修館書店)「理論」
さっき「論理的」を調べた国語辞典ではさらにややこしい説明だったので、今回は別の国語辞典にしてみました。それでもちょっと小難しい・・・。つまり、「理論」は「あることを説明するためにできた考え方」で、「理論的」はそれに則って考える様子、ということですね。よく説明を噛み砕いて考えてみると、やっぱり全然意味が違いますね。
まとめ
ここまで、「論理的」という言葉の意味から類語・対義語まで調べてきました。 まず、「論理的」は、「前提から結論までの流れに納得できる様子」という意味でした。
類語・対義語については、あんまりはっきりしたものはないようです。しかし類語としては「ことわり(理)」「つじつま(辻褄)」、「道理」、「理屈」などが、対義語としては「非論理的」、「直感的」、「不合理な」などが挙げられるようです。
さらに、見た目が似ている「理論的」という言葉ですが、意味は異なっていました。「理論」は、「あることを説明するためにできた考え方に則って考える様子」ということで、「前提から結末への流れ」を対象とする「論理的」とはまた違いますね。
ここ最近耳にすることが増えた「ロジカルシンキング」ですが、「論理的」という言葉の意味から考えると、「最初から最後まで筋道が立っていて、納得できる考え方」ということです。なかなか実践するのは難しいかもしれませんが、身につけられるようちょっとずつ意識していきましょうね!
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