今回はメラトニンについて書いていきます。睡眠について学んでる人には知らない人はいないと思う(たぶん)ほど有名な物質です。僕が睡眠について勉強したときに始めて知ったホルモンの名前です。睡眠において重要な役割を果たすためぜひ覚えておくといいです。
メラトニンってなんぞや?
そもそもメラトニンとはなんなのかということですが、これは睡眠にかかわる物質でして、主に眠りやすさに関連しています。
メラトニンは増えると眠くなる!
メラトニンというのは脳において分泌されるのですが、量が増えるほど眠たくなります。基本的にメラトニンは朝起きると減っていき、暗くなるにつれ増えていきます。夜になると眠くなる理由はこの眠気のもととなるメラトニンが増えるからなんですね。
そして、このメラトニンはあるものがスイッチとなってその量が増えたり減ったりします。それが光です。朝光を感知することで脳はメラトニンを分泌を止める指令を出します。そして暗くなってくるとメラトニンを出すよう指示をだします。
そのため、夜に強い光を浴びることは、このメラトニンがでるのを妨害してしまうんですね。だから、夜にスマホを見たりテレビを見たりすると寝れなくなるんです。
年を取ると減る!
また、メラトニンは年を取るにつれ分泌されるようが減っていきます。よく高齢の人は朝早く起きる人が多いですが、これは年を取るにつれメラトニンの量が減っていくため、睡眠時間が減っていくためなんですね。だから、年を取ると寝れなくなるのは自然なことなんです。
老化防止による美肌効果あり!
また、メラトニンには抗酸化作用というものがあります。これはアンチエイジング(老化防止)に効果がある作用です。人は生活していると活性酸素という物質をつくるのですが、これは細胞を破壊して老化を進めさせてしまう原因となります。これを防ぐのが抗酸化作用のあるメラトニンです。このことからメラトニンをたくさん増やすことで美肌効果も期待できます。
まとめ
メラトニンは寝るために重要な物質である。
メラトニンは年を取ると減る。そのため、年を取ると長く寝れなくなる。
メラトニンには老化防止による美肌効果がある。
コメント