集中モードになるといわれるアルファ波ですが、いったいどうすれば出せるのでしょうか?
アルファ波はリラックスしたときにでる脳波のことで、ストレスを軽減したり勉強の効率を高める効果があります。
意識的にこのアルファ波を出すことで、超集中モードに入れるようになります。今回はアルファ波の出し方について調べてみました。それではさっそくみていきましょう!
[ad#co-1]アルファ波を出す7つの方法と効果!!ミッドアルファ波が出ると最強!
アルファ波は主に次のような時に出る脳波のことです。
- リラックスしている
- 安静にしている
- 集中している
それではアルファ波を出す方法について紹介していきますね。
1.自然の音をきく
自然の音には1/fゆらぎというものがあります。1/fゆらぎとは規則性と不規則性が混じりあったものです。自然界の音にはこの1/fゆらぎが含まれていることから、リラックス効果があるとされています。
また、多くの人に感動を与える歌手も、この1/fゆらぎの声を持っているからだといわれています。
自然の音を聞くには自然のあるところへ行くのが一番です。しかしなかなかそういった場所に出かけるのも難しいですよね。
そこでより手軽な方法にYoutubeを活用する方法があります。Youtubeでは、アルファ波や1/fゆらぎと調べると、自然の曲が聴けますのでおすすめです。
選ぶときの基準は次の2つです。
・人の歌声や楽器の音が入っていない
・単調で大きなリズムやテンポに大きな変化がない
睡眠・勉強に最適なアルファ波が出る音楽
2.お風呂に入る
お風呂に入ると血行がよくなり体温があがります。体温があがると自律神経が整い、副交感神経が活発になりリラックスモードとなります。またお風呂に入ると水の浮力がありますので、体が軽くなります。
そのため、身体にかかる負担が減り、身体がリラックスすることができます。お風呂の温度は高すぎると交感神経が働いてしまうので、38~40℃くらいが良いですね。
お風呂ではリラックス状態となるので、お風呂で読書をすると集中して読むことができます。僕も実際にやってみましたが、情報がすっと頭に入ってくるような感じになりました。
難点は、読書をするのが大変ということですね。読書をするときはジップロックなどに入れて防水対策をするのですが、これをすると本が読みにくくてしかたありません。
今は、Kindleで読むのもありかと考えています。
3.目を閉じる
実は、アルファ波は目を閉じるだけでも出るんですね。人は外界からのほとんどの情報を目からとりいれています。目を開けているだけで多くの情報が入ってきて、常に脳が活性化している状態になります。
そのため、目から入る情報を遮断するだけでも、情報を処理する必要がなくなりリラックスできるんですね。日常で目を閉じることはあまりないかもしれませんが、最も手軽にできる方法ですね。
ただ、長い間目をつぶりすぎると、そのまま眠ってしまうので注意してくださいね。
4.散歩する
特に公園などの自然があるところで運動をするとアルファ波がでやすくなります。何気なく自然の中を歩いていると、バラバラだった考えが一つにまとまったり、良いアイデアが見つかることもあります。
散歩はリラックス効果を目的としたものなので人工物や人がたくさんいる場所は避けたほうがいいですね。
5.コーヒーの香りをかぐ
コーヒーの香りには脳の神経を刺激する物質が含まれており、香りをかぐことでアルファ波がでるとされています。
6.緑茶を飲む
緑茶に含まれるL-テアニンをとるとアルファ波を出す効果があります。
7.100マス計算を解く
計算をすると脳を使ってむしろ疲れてしまうように感じますよね。しかし、簡単な単純作業による脳のウォーミングアップにはアルファ波を出す効果があるとされています。
脳の集中モードを作る方法として初めに単純な作業をするのもよい方法ですね。
そもそもアルファ波って何?
アルファ波は人や動物が出す脳波のことで、人の脳波を初めて発見したハンス・ベルガ―という人の名前からベルガ―波とも呼ばれます。アルファ波はリラックスしている時や目を閉じたときに多く見られます。
優れたスポーツ選手はこのアルファ波が試合中にも出ています。 そのため常にリラックスしてプレーができ、最高のパフォーマンスができているんですね。実はアルファ波には他に種類があるのですが、それをミッドアルファ波といいます。
ミッドアルファ波の状態はリラックスしていてなおかつものすごく集中している状態です。例えるならゾーンに入ったような感じで超集中モードになっています。
ミードアルファ波では集中力、記憶力が増し、最高のパフォーマンスが出せる状態となります。特に天才といわれるような人は自らこのミッドアルファ波状態を作りだせる人なんですね。まさに、潜在能力をフルに使っている状態ですね。
僕も勉強をしたり、ブログの記事を書いているとき、ごくまれにものすごく集中できるときがあります。理解度と記憶力があがり、我を忘れて没頭している感じになります。しかし、意識的にできるわけではなく、前触れもなく急に起きるんですよね。
これがミッドアルファ波がでている状態なのかもしれません。天才はこれを意識的にできているのですからすごいですね。
アルファ波の効果
アルファ波がでることによって体内でベータエンドルフィンというホルモンが分泌されます。ベータエンドルフィンは「脳内麻薬」とも言われるホルモンでその鎮痛作用はモルヒネの6.5倍もあります。
ベータエンドルフィンは幸福ホルモンとも言われ身体にさまざまなよい影響 をあたえます。
ベータエンドルフィンの効果
ベータエンドルフィンの効果には以下の3つがあります。
- ストレスの解消、減少
- 脳の活性化
- 鎮痛作用
アルファ波が出るとベータエンドルフィンのこれらの効果により、リラックスできたり、集中力が上がったりするんですね。マラソンでも苦しい状態が一定時間続くと、急に傷みがなくなったりするときがあります。
この状態は「ランナーズハイ」といわれますが、脳内でベータエンドルフィンが分泌されることで、ストレスや傷みを感じなくなっているんですね。
[ad#co-1]まとめ
アルファ波の出し方は次の3つです。
- 自然を感じること
- お風呂に入ること
- そして目を閉じること
基本的にリラックスできるようなことであればアルファ波がでるんですね。そしてアルファ波には超集中力モードになるミッドアルファ波があります。天才や優れたスポーツ選手はこのミッドアルファ波を意識的に出せるといわれているんですね。
そしてアルファ波がでることでベータエンドルフィンというホルモンがでます。ベータエンドルフィンの効果は次の3つです。
- ストレスの解消、軽減
- 脳の活性化
- 痛みの軽減
これによってアルファが出るとリラックスしたり、集中できたりするんですね。
アルファ波はなんとなく出すといいものというイメージでしたが今回のことを知って、もっと積極的に活用すべきだと思いました。アルファ波の出し方はどれもやりやすいものなのでこれから生活に取り入れて行こうと思います。
それにしても、ミッドアルファ波はすごいですね。僕も意識的に出せるようになりたいです。そういえばギターを弾いているときは、かなりの高確率でものすごく集中状態になりますね。本を読んでる時にもまれに同じようなことが起こります。
これもミッドアルファ波の一種かもしれませんね。もしかすると、好きという感情と何か関係があるのかも・・・
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