気がついたら20時間も寝てしまっていた!睡眠時間が異様に長いと何かの病気なのか?と不安になりますよね。今回は睡眠時間が長すぎるときは、どんな病気が考えられるのかをお伝えします。
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20時間睡眠!考えられる病気は何?
睡眠時間が異様に長い場合に考えられる病気は次の4つです。
- 睡眠不足や疲労
- ロングスリーパー
- うつ病
- 過眠症
それぞれについてみていきましょう。
睡眠不足や疲労
まずは、睡眠不足です。これは、単純に睡眠が足りない場合に起こります。僕も経験したことがありますが、平日に睡眠時間が少ないと、休日だけいつもより長く寝てしまうことがあります。僕は以前、休日の日に起きたら夕方だったなんてこともありました。このように、平日の睡眠不足や夜更かしなどによって睡眠時間が減ると、休日に長時間睡眠になりやすくなります。
また、仕事や学校などでの疲労やストレスが溜まることでも、睡眠は長くなりやすくなります。睡眠には体の疲れを回復する働きがありますが、その疲れの度合いが増すと睡眠時間が多くなる場合があります。そのため、日常的に疲労やストレスを溜めすぎないことや運動などで発散することも大切になります。
このように、平日の睡眠時間が少なかったり、疲労やストレスが溜まっていると、その反動で休日に寝すぎてしまうことがあります。この場合の対策は、しっかりと平日にも睡眠をとることや睡眠自体の質を上げることが大切になります。また、適度に運動したり、お風呂に入ってリラックスするなど、日常的に体を良い状態に保つ習慣を取り入れることが大切になります。
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ロングスリーパー
最適な睡眠時間は人によって違い、中には10時間を超える長時間睡眠が必要な方もいます。長時間睡眠が必要な人のことをロングスリーパーといいます。しかし、これは病気ではなくたまたま人よりも多くの睡眠時間が必要だったというだけです。
ロングスリーパーの人は普通の人がとる7〜8時間程度の睡眠時間では睡眠が足りず、眠気が起きてしまいます。1日のうちに必要な睡眠時間が多いことから仕事や、人付き合いなどで難しさを感じている人が多くいます。
現在、ロングスリーパーになってしまうはっきりとした原因はわかっていません。しかし、ロングスリーパーは睡眠の質が悪いことがわかっています。そのため、睡眠の質を高めることで睡眠時間を短縮できる可能性があります。
ちなみに、調べてみると、
有名人の中にもロングスリーパーの方がいることがわかりました。
例えば
・アインシュタイン
・タイガーウッズ
・ミハエル・シューマッハ
などです。
あのアインシュタインがロングスリーパーだったというのはすごいですね。天才はよく寝るということかもしれませんね。もしかすると、ロングスリーパーにはすごい才能があるのかもしれません。
うつ病
うつ病の方の多くは睡眠に対しての問題を抱えていることが多くあります。その中の症状として現れるのが長時間寝すぎてしまう過眠症です。
うつ病と長時間睡眠の関係について書いた記事がありますので詳しくはこちら⬇︎
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過眠症
過眠症は長時間にわたって寝てしまったり、日中に耐えられないほどの眠気などが起こる病気です。過眠症にはいくつか種類がありますのでそれぞれ紹介します。
ナルコレプシー
ナルコレプシーでは、夜に十分な睡眠をとっているにも関わらず、日中に強烈な眠気に襲われるという病気です。授業中や会議中など寝てはいけない状況でも何度も強い眠気に襲われるという特徴があります。また、日中に寝てしまった場合は睡眠時間は15〜30分程度となります。寝起きは眠気がとれスッキリ感があるのも、ナルコレプシーの特徴です。
特発性過眠症
特発性過眠症とは夜に十分な睡眠をとっているにも関わらず、日中に眠たくなる病気です。特発性過眠症の判断基準の1つに、11時間以上の睡眠をとっていることというのがあります。そのため、20時間もの間寝てしまう場合は、特発性過眠症の可能性も考えられます。
その他にも、耐えがたい睡魔によって日中に寝込んでしまうことが毎日、少なくとも3ヶ月続くという特徴もあります。
また、同じ過眠症のナルコレプシーとの違いとしては、日中に寝てしまう時間です。ナルコレプシーは1度寝てしまってから、15〜30分程度で覚醒しますが、特発性過眠症の場合は1度寝てしまうと、睡眠時間が1時間近くに及びます。また、起きたとしてもスッキリ感はなく眠気は残ったままになります。
特発性過眠症は、10〜20代に発症することが多いですが、患者数は少ないためあまり知られていない病気です。
特発性過眠症の場合は、脳の異常が原因とされています。
反復性過眠症
反復性過眠症ではとにかく睡眠時間が長くなる病気です。その時間は1日に16〜18時間で長い時には20時間もの間、眠ってしまうことがあります。起きるのは食事とトイレなど最低限のものだけで、ほぼ1日中寝ているという状態になります。
反復性過眠症の場合、長時間睡眠はずっと続くわけではなく、3〜10日で普通の睡眠時間に戻ります。そして、数ヶ月後にまた、長時間睡眠になってしまうことを繰り返します。期間は不定期のため、変動することはあります。
このように、長時間睡眠と普通の睡眠が繰り返すことから反復性の過眠症と呼ばれるんですね。
反復性過眠症は主に10代という若い時期に発症します。長時間睡眠と普通の睡眠を繰り返すために、長時間睡眠の時には学業に支障が出てしまう場合もあります。
長時間睡眠は不定期にやってくるため、周りからは、気分屋ややる気がないと判断され
病気だと認識されにくくなります。
また、反復性過眠症は無理やり起こそうとしても、なかなか起きないという特徴もあります。なかには、水をかけても起きなかったというケースもあります。
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ナルコレプシー、特発性過眠症、反復性過眠症の違い
先ほど、過眠症について説明しましたがこれらの違いをそれぞれまとめました。それぞれ、症状が起こる期間と日中に眠ってしまう時間、起きた直後の状態で比較してみました。
起きてる時間
・ナルコレプシー
・特発性過眠症
日中は眠気があるものの起きている
・反復性過眠症
1日中ほとんど寝ている
症状が起こる頻度
・ナルコレプシー
ほぼ毎日、1日に3〜5回、多い人は10回以上になることも。
・特発性過眠症
ほぼ、毎日数時間おきに極度の眠気が起こる。
・反復性過眠症
1ヶ月〜数ヶ月ごとに異常に眠くなる時期と普通に過ごせる時期を繰り返す。期間の間隔は不定期に変わる
日中に眠りにつくまでの時間
・ナルコレプシー
眠気が溜まると突然眠ってしまう
・特発性過眠症
急に眠ることはないが、度々居眠りしてしまう
・反復性過眠症
眠気が強くなる時期は、起きてもすぐに眠ってしまう、時期が過ぎると普通の人と変わらない
起きた直後の状態
・ナルコレプシー
眠気は取れてスッキリする
・特発性過眠症
眠気は残ったままでスッキリ感がない
・反復性過眠症
起きてもぼーっとしていて、意識がはっきりしない
過眠症の対策
過眠症はまだまだ未解明の部分が多くあります。そのため、確実に効く対処法というのは不明です。しかし、過眠症の方は夜の睡眠の質が悪い傾向にあります。そのため、生活リズムを整えたり睡眠の質を上げることが大切といわれています。また、現在は薬などで症状も軽減できるため、生活リズムを整えると同時に睡眠の専門医の診察を受けるのがいいですね。
今回は推測される4つの原因をあげましたが、どの原因においても重要なのが睡眠の質です。睡眠の質は非常に重要なもので、睡眠時間をたくさんとったとしても質が悪ければ、日中に眠気や疲労を感じてしまいやすくなります。
睡眠の質を上げることで、短時間睡眠でも長時間睡眠でも満足のいく睡眠をとりやすくなります。そのため、まずは睡眠の質を上げることをおすすめします。
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