式典の時の胸章は、どの位置に付けるのが正解か知っていますか?
なんとなくは分かるかな?
という方が多いのではないでしょうか。
また、胸章は形や色、大きさなども様々で、種類もたくさんありますよね。
色や大きさの違いについて、私は考えたことがありませんでした。
ただのデザインかな?なんて思うくらいで…。
でも!実はしっかりとした理由があったんです。
そこで、胸章をつける位置、色、大きさの意味まで、胸章についてまとめてみました。
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式典の胸章をつける位置とあったらありがたいツール
式典の時に胸章をつける位置は、男性女性共に左胸です。
・男性なら胸ポケット
・女性なら胸のふくらみよりやや下あたり
これが一般的な胸章の位置です。
また、和服の場合は帯にさして使います。
今は、安全ピンを使わない、
・クリップタイプ
・マグネットシール付き
・ルーペ(クリップよりも深く差し込むことができるもの)
などもあるんですね。
安全ピンで刺さなくても良い胸章って、ありがたくないですか?
私はいつも、ピンで服に小さな穴を作ってしまうタイプです。
結構ショックなんですよね(笑)
式典の時などは大事なスーツや着物を着ることが多いと思います。
安全ピンを刺すのがためらわれる場合もありますよね。
なので、式典の時の胸章が安全ピンかそうでないかは、結構重要なポイントなんじゃないかな~と感じます。
胸章は大きさによって用途が変わる!?
胸章には種類が色々あります。
蝶結・羽・リボン結び・バラなどなど。
他にもたくさんありますが、
種類によって花の部分の形が異なるんです。
そんな胸章の使い方ですが、大きさによってどんな場面で使うのかが変わってきます。
例をあげると、
・小サイズ…入学・卒業・入社など
・中サイズ…式典など
・大サイズ…式典の来賓
・特大サイズ…選挙・国会議員など
こんな風に違いがあるんです。
また、式典では来賓客は大リボン、主催者側は小リボンをつけるなど、大きさによって区分けをしたりします。
決まりごとではないですが、このような傾向があるみたいですね。
大きさだけじゃない!色にも意味があるんです!
次に色による使い分けを見てみましょう。
色は、
・赤が来賓客
・白は主催者側(接待をする人)
と分けるのが一般的なようです。
ただし、これも決まり事というわけではありません。
どんな式典なのか、その内容によって胸章の使い方の自由度が変わりそうですね。
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胸章の歴史まめ知識!昔は赤白逆だった!?
胸章の歴史を見ると、戦後から昭和の後期頃までは赤が接待者、白が来賓だったそうです。
今とは逆ですね。
なぜ、来賓が白だったのかというと、
昔は、天皇陛下が白の胸章、皇室以外の人がそれ以外の色を使っていたのです。
それが民間にも広がっていったんですね。
上位の人ほど薄い色を使っていたんです。
そして、現在では赤白の立場が逆転していますが、
国内行事などでは今でも、総理大臣や天皇が白い胸章で出席していることもあるんですよ。
また、欧米では来賓が赤、接待者が白というのが絶対の決まりなんです。
その理由は、欧米では「赤い色は勇気の象徴」と言われていることにあるんですね。
それを聞いて、アメリカ大統領を思い浮かべてみてください。
いつも、赤いネクタイ…してますよね!?
日本の胸章の文化も国際化に伴って、欧米化していったのかもしれませんね。
文字を入れる際に知っておきたい裏技!?
最後に、とっておきの裏技をご紹介します!
式典の胸章には名前を入れることもありますよね。
だけど、そこで必ずと言っていいほど出てくる悩みは「文字がにじむ」ことです。
布にペンで文字を書くのは本当に難しい!
そこで、布に文字を書く際ににじまない技をご紹介します。
それは、文字を書く前の布にチョークを塗ることです。
そうすると、油性ペン、太ペン、筆ペン、何で書いてもにじみません。
書き終わったらチョークの粉をポンポンと叩いて払えば、洋服についてしまうこともありません。
これは実際に私も試したことがあります。
子供の運動会で使うリボン記章にチョークを塗って、油性ペンで書きました。
本当ににじまなくて感動したくらいです!
ぜひ試してみてください。おすすめですよ。
まとめ
式典の時に胸章をつける位置は、男性女性共に左胸です。
男性は胸ポケット、女性は胸のふくらみの下あたりにつけるのが一般的です。
そして式典の胸章は、大きさや色によって用途や格付けが変わります。
文字を入れる際ににじまないコツはチョークを塗ること!です。
卒業のシーズンでもあり、様々な式典でも使われる胸章。
胸章をつけると、式典の風格がでたりしますよね。
そんな胸章の色んな意味を知っていると、式典で胸章の見方が変わるのではないでしょうか。
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