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12時間睡眠が毎日続くのは病気なの?

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1日12時間睡眠が毎日続くような生活だと、自分は何かの病気なのか?と不安になってしまうと思います。今回は、毎日12時間睡眠になる場合は、何かの病気なのかについて調べて見ました。

12時間睡眠が毎日続くのは病気?

1日に12時間もの間寝てしまう時は次のようなことが考えられます。

 

  • ロングスリーパー
  • 睡眠不足
  • 過眠症

 

このうち、ロングスリーパーは遺伝的なものなので病気ではありません。睡眠不足はその名の通りです。過眠症は病気です。それではそれぞれについて、見て行きたいと思います。

12時間睡眠だけど睡眠に不満はない場合

 

ロングスリーパー

 

睡眠時間が長くても日中の眠気もない状態であれば、ロングスリーパーの可能性が高いです。

人には最適な睡眠時間のタイプというものがあります。その3つとは、

 

  • ショートスリーパー
  • バリュアブルスリーパー
  • ロングスリーパー

 

です。

バリュアブルスリーパーというのが最も一般的なタイプで7〜9時間程度の睡眠が最適とされます。

ショートスリーパーとはその名の通り、少ない睡眠時間でも普通に生活できる人のことです。

そして、ロングスリーパーというのが普通の人以上に多くの睡眠を必要とするタイプで、最低でも10時間の睡眠時間が必要とされます。12時間睡眠になる方はこのロングスリーパーであることが考えられます。

ロングスリーパーは遺伝などの体質的なもののため、病気ではありません。そのため、睡眠時間を無理に短くすると睡眠不足になってしまいます。

ロングスリーパーかの判断基準としては、

 

  • 睡眠時間が1日9時間以上
  • 親もロングスリーパー
  • 日中は眠くない、だるくない
  • 規則正しい生活をしている
  • 体の状態は良好
  • 強いストレスはあまり感じていない

などがあります。

10時間以上の睡眠をとっても体には問題なく生活できるのであれば、ロングスリーパーの可能性が高いですね。

休日だけ12時間睡眠になる場合

睡眠不足

平日は普通の睡眠時間なのに、土日などの休日だけなど、たまに睡眠時間が長くなる場合は、睡眠不足と考えられます。

日常的に睡眠不足になっていると、長時間睡眠になることがあります。毎日、睡眠時間を削って生活をしていると、眠気が解消されない状態となってしまいます。そして、休みの日になると、その反動で何時間にもわたり寝続けてしまうことがあります。

この場合の特徴としては、休みの日の1日だけなど、一時的に長時間睡眠になる点です。日常的な睡眠不足の場合は、毎日ではなく休日など、一時的に長時間寝てしまう状態となります。

この場合の、対策としては睡眠時間を増やしたり睡眠時間の質を上げることが、重要になります。

12時間睡眠なのに日中まだ眠い、だるい場合

過眠症

睡眠時間が長いにも関わらず、日中に強い眠気が起こる場合は過眠症の疑いがあります。

過眠症とは、十分な睡眠をとっているにもかかわらず、日中に強い眠気が起こる病気です。1日の睡眠時間が12時間なのが毎日続いていたり、日中の寝てはいけないときに居眠りしてしまう場合は過眠症の疑いがあります。

そのほか、過眠症になると起きるのが以上に辛かったり、起きても頭がぼんやりしているなどの症状が現れる場合もあります。

過眠症には3つの種類があり、それぞれ

 

  • ナルコレプシー
  • 特発性過眠症
  • 反復性過眠症

 

があります。

ナルコレプシーと特発性過眠症は少し似たような症状が起きます。ナルコレプシーと特発性過眠症の違いとしては

 

  • 日中に眠ってしまう時間
  • 日中の寝方
  • 夜の睡眠状態

などがあります。

日中眠ってしまう時間

 

ナルコレプシーの、場合は日中に寝てしまった場合でも10〜30分程度で目が覚めます。一方、特発性過眠症の、場合は寝始めるとなかなか起きず1〜4時間程度寝てしまいます。

 

日中の寝方

特発性過眠症の場合は強い眠気がおこり、少しずつ眠たくなっていきます。一方ナルコレプシーだと、倒れるように突然眠りについてしまいす。

夜の睡眠状態

夜の睡眠状態に関しては、特発性過眠症の場合はぐっすり寝れますが、ナルコレプシーだとよく目が覚めてしまうという特徴があります。

反復性過眠症

反復性過眠症は18〜20時間以上も寝てしまうという過眠症です。今回の12時間睡眠が毎日続く場合には、該当しないと思われるため説明は割愛します。

過眠症ははっきりとした原因がわかっていない病気です。そのため、確実な対処法は今の所はありません。ただ、過眠症の人は睡眠の質が低いと考えられているため、睡眠の質を上げることで症状を軽減できる場合があります。

まとめ

今回は12時間睡眠になってしまう原因を紹介しました。

 

  • ロングスリーパー
  • 睡眠不足
  • 過眠症

 

ロングスリーパーは遺伝的なもので、10時間以上の睡眠をとるのが最適です。長時間睡眠を、とることで身体の調子がいいのであれば、ロングスリーパーと考えられます。

睡眠不足は日常的な睡眠不足が原因で、休みの日だけに長時間睡眠となります。睡眠時間と睡眠の質を上げることが大事です。

過眠症は睡眠時間は十分なのに、日中に強い眠気が起こる病気です。原因は不明ですが、睡眠の、質を上げることで症状が良くなる場合があります。

 

今回は12時間睡眠になる3つの要因を紹介しました。12時間睡眠だとしても、日常の生活に支障がなければ、問題はないものと考えられます。もし12時間睡眠をとっているのに日中に眠気や体のだるさが起こっているのであれば、睡眠の質が低下している可能性があります。

睡眠の質を上げる方法を書いた記事がありますので、よければご覧ください。睡眠不足の方でも効果のある方法となっています。

 

睡眠の質を上げる方法はこちら↓

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